Fudzillaは11日(現地時間)、将来のiPhoneにおいては、米インテル製のLTE対応通信モデム「XMM 7360」が搭載される可能性が、新たに指摘されたことを伝えています。
このモデムは、次に登場するであろう「iPhone 6s」世代ではなく、”2016年のiPhoneシリーズ” において実現される見込みとのこと。また、すべてのiPhoneに搭載される訳ではなく、中南米やアジアを中心とする新興成長市場に投入されるモデルに限定される模様です。
なお、このXMM 7360は、先日開催されたMWC 2015において同社最新の省電力CPU「Atom X」シリーズと共に発表されていますが、LTE Cat.9とCat.10規格に対応し、その下り方向通信速度は「最大450Mbps」に達します。
自社製SoCシリーズを保有するアップルが、通信モデムのみならずインテル製のSoCをそっくりそのまま採用する可能性は低いようにも思えますが、Atomシリーズの販路の拡張に苦心するIntelとしては、何とかそれを実現させたいところでしょう。いずれにしても、続報に期待です。
[Fudzilla]
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