Phone Arenaは3日(現地時間)、現在バルセロナで大きな賑わいを見せているMWC 2015において、「Galaxy Note 5」においても ”デュアルエッジスクリーン” を搭載したバリエーションモデルが用意される可能性が示唆されたことを伝えています。
画像は「Galaxy S6 Edge」のもの
今回の情報は、韓国サムスン幹部の一人である、ロー・タエムーン(Roh Tae-moon)氏をその出所としています。あくまで可能性が匂わされただけに過ぎませんが、Galaxy S6 Edgeのプロダクトデザインに対する世界的な高評価を鑑みるに、Galaxy Note 5においても同様のデザインコンセプトが導入されたとしても、ごく自然な流れのようにも思えます。
早くもGalaxy Note 5に関する情報が公式に提供されることになりましたが、過去には「5.9インチ 4K(3840×2160)AMOLEDディスプレイ」(過去記事)や「完全独自設計のGPU」(過去記事)を搭載するとの噂も伝えられています。これらはさすがに実現の可能性は低そうに思えますが、ではGalaxy S6とはどのような差別化を図るつもりなのでしょうか。
ディスプレイサイズを除いた中で、最も確実な手段としては、SoCの強化やRAMの増量が考えられます。後者は十分に可能だと思われますが、前者は少々難しそうな印象。というのも、既に英ARMから次世代CPU / GPUアーキテクチャ「Cortex A72」と「Mali-T880」が正式に発表されていますが、台湾TSMCの16nm FinFETプロセスの登場に合わせて2016年内の提供開始が予告されています(過去記事)。
既に14nm FinFETプロセスを潤沢に供給できる状態にあるサムスンが、予告されているタイミングよりも早く次世代アーキテクチャを登場させる可能性もなきにしもあらずですが、あまり過度な期待は寄せずにいた方が賢明かもしれません。
Galaxy Note 5、続報に期待です。
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