Fudzillaは9日(現地時間)、将来登場する台湾MediaTek製のSoCチップに、米AMD製のGPUが搭載される見込みであると伝えています。

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今回伝えられた情報によると、現在、両社の間にはモバイルSoC向けのGPU製造に関するパートナーシップが形成されているとのこと。既に過去にもAMDは、自社製のGPUコアを他社に対してライセンシング提供する計画を明らかにしていましたが、今回MediaTekをそのパートナーに選んだ模様です。

残念ながら、具体的にいつ頃この協定の成果が製品化されることになるかについては言及されませんでしたが、そう遠くない将来にも正式に発表されることになる見込みとのこと。個人的にMediaTek製のSoCは、CPUに比べてGPUの性能が少々心もとないという印象を抱いていたので、AMD製GPUが新たに採用されるのは諸手を挙げて歓迎したいところです。

いまやモバイルGPU界の覇者の一角を担う米Qualcommの「Adreno」シリーズも、元々のルーツはAMD(正確にはATI)にあります。売却してしまったとはいえ、GPUに関するノウハウは当時よりも豊富でしょうし、新たに開発されるGPUの性能には期待しても良さそうです。

なお、数日前には、MediaTekは英ARM最新のCPUアーキテクチャ「Cortex A72」ベースの次世代SoC「MT8173」を正式に発表しており(過去記事)、もしかすると年内にも、Cortex A72とAMD製GPUを搭載した高性能なチップが正式にお披露目されることになるかもしれません。続報に期待です。

[Fudzilla via WCCFtech]