Neowinは6日(現地時間)、米マイクロソフトが同社の保有する特許を侵害しているとして、京セラを提訴したことを伝えています。
今回、伝えられるところによるマイクロソフト側の主張は、京セラ製「Duraforce」、「Hydro」、「Brigadier」の3モデルにおいて、同社が既に特許を取得している「位置情報サービス」や「メッセージ機能」関連の技術を含む「7件」の特許が侵害されている、というもの。
また、マイクロソフトは、既にシアトルの連邦裁判所に対して特許侵害に該当する上記3機種の販売差し止めを請求してはいるものの、一方でこの件に関して「穏便に解決されるものと信じている」とする旨の声明を発表しています。
MWC 2015において、京セラがWindows Phone 8.1搭載端末の試作機をデモ展示することが伝えられていた矢先に、思わぬ事態に。果たして今回の一件が今後どのような形に発展していくかは分かりませんが、程度の大小はともあれ、縮まりつつあった両者の距離も引き離されることになりそうです。
[Neowin]
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます