BGRは16日(現地時間)、米アップルより今年後半に発表される見込みのiPhone 6sシリーズにおいては、「Apple Watch Sport」に使用されるものと同じ「7000シリーズ」のアルミニウム合金が採用される見込みであると伝えています。
今回の情報の出所となったのは、台湾メディアEconomic Daily News。残念ながらその信憑性の程は定かではありませんが、これまでのアップルの傾向を加味して考えるに、既に別の製品で実用化されている技術や素材が次世代iPhoneシリーズに転用されたとしても、あまり驚きはありません。
なお、7000シリーズのアルミニウム合金は、ほとんどのアルミニウムと比較して「60%」も高い強度を誇る一方で、その密度はステンレス鋼の「3分の1」を実現している(※)とのこと。仮にこれが次世代iPhoneに採用されたならば、従来モデルと同等の本体重量を維持しつつ、更なる頑丈さを獲得することに期待できます。
また過去には、Apple Watchの目玉機能の1つとなる最新タッチ検出技術「Force Touch」が次世代iPhoneにおいて実装される可能性が指摘されており(過去記事[1]、[2])、どうやらiPhone 6sシリーズはApple Watchで初めて実装された要素を多く取り入れる形で進化を遂げることになりそうです。
(※)補足 by くまむん
いわゆる “7000番台” のアルミ合金として広く使われているものに「7075(超々ジュラルミン)」と「7N01」がありますが、公式サイトによると、Apple watchに使用されている合金はそれらとは異なる独自のものになります。
[Economic Daily News via BGR]
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