韓国LGは28日(現地時間)、同社最新のフラッグシップモデル「LG G4」を正式に発表しました。
既にこれまでに多くの情報が伝えられてきたLG G4でしたが、いざ蓋を開けてみれば概ね既報通りの端末となりました。先代モデル「LG G3」のエッセンスを保ちつつ新要素を取り込み、全体的なスペックに関してもより一層の磨きがかけられています。
以下は、LG G4の主なスペック。
OS | Android 5.1 Lollipop |
UI | LG UX 4.0 |
ディスプレイ | 5.5インチ WQHD(2560×1440)Quantum IPSディスプレイ |
SoC | 1.8GHz 64-bit ヘキサコア Snapdragon 808 |
GPU | Adreno 418 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 1,600万画素(OIS・レーザーAF・色スペクトラムセンサー) |
フロントカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
ネットワーク | 4G LTE通信 対応 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 デュアルバンドWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac NFC |
その他 | microSDカード 対応(最大128GB) |
外形寸法 | 148.9(W) × 76.1(D) × 9.8(H) mm |
本体重量 | 155g |
ディスプレイには、先日発表された「5.5インチ WQHD Quantum IPSディスプレイ」(過去記事)が採用され、G3のパネルと比較して画面輝度を「25%」とコントラスト比を「50%」、色再現性を「20%」向上させつつも、消費電力を「11%」削減することに成功しています。
また、ディスプレイにはフレキシブルパネルが使用されており、わずかに弧を描いています。これにより衝撃への耐性が高まり、G3と比較して「20%」も衝撃に強い構造となっているとのことです。
そして、G4の最大の売りの1つでもあるメインカメラには、「f/1.8」というかなりF値の小さなレンズと新開発の「1,600万画素」センサーを採用。加えて、新たに「色スペクトラムセンサー(Color Spetrum Sensor)」を実装したことにより、過酷な撮影条件下においても従来以上に精確なホワイトバランス調整を可能にしています。
G3にも搭載されていた光学式手ぶれ補正機構(OIS)や高速なAFを可能にするレーザーAFも、さらに進化・改善されたことがLGによって強調されました。
なお、これまでの情報通りSoCには「Snapdragon 808」が搭載されています。「Snapdragon 810」と比較すると少々パフォーマンスの面では一歩劣りますが、それでもかなり強力なチップであることは間違いありません。
そのほか、多くのバリエーションモデルを用意。G4最大の特徴となる ”本革製バックカバー” 搭載モデルに加え、より安価なモデルとなるプラスチック製バックカバー搭載モデルも存在し、それぞれにいくつものカラーバリエーションが提供されます。
気になる発売時期と価格ですが、具体的な価格はまだ未定とのこと。既に、ドイツのオンラインストア上では ”Galaxy S6とGalaxy S6 Edgeの中間” 程度の価格に設定されていたとの情報も伝えられていますが、最終的にどのようになるかは判然としません。
また発売時期に関しては、米国市場において5月末頃ないし6月上旬になる見込みとのこと。残念ながら、現時点では日本国内での販売有無については不明となっています。
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