Phone Arenaは15日(現地時間)、台湾MediaTek製の ”10コアSoC” の大量生産が、年末までに開始される模様と伝えています。なお、同チップはMediaTekの新SoCブランド「Helio X」シリーズ(過去記事)に属するチップとなる見込みです。
伝えられるところによると、今回MediaTekはXiaomiやVivoといった企業を招いて特別に開催したイベントにおいて、同社の次世代製品を “ちらりと” お披露目したとのことです。中国のアナリストによると、その新製品の名称は「Helio X20」となり、「10個」ものCPUコアを搭載するして同社の新たなフラッグシップモデルの座に君臨することになる模様です。
さらに驚くべきことに、そのパフォーマンスはAnTuTuベンチマークにおいて「70,000点」を超えるスコアを記録する程とのことで、仮にこれが事実だとするならば、現状最高峰の性能を持つ「Exynos 7420」のスコアを1万点近く、MediaTekの現行フラッグシップSoC「MT6795」(Helio X10)のスコアをおよそ2万点も上回ることになります。
非常に興味深い情報ではありますが、現時点ではMediaTekからは何の情報も発表されていません。”誤報” である可能性は排除しきれませんが、既に3ヶ月程前にも10コアないし12コアSoCが年内にも発表される可能性が指摘されており(過去記事)、近日中にもMediaTekから正式に発表されることに期待したいところです。
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