9to5Macは22日(現地時間)、米アップルが通常の「iOS 9」とは別に、”古い機種向けの最適化を施した専用のiOS 9” の提供を計画している見込みと伝えています。
この特別なiOS 9は ”core version” と呼ばれており、「iPhone 4s」や初代「iPad mini」などの型落ちして久しい端末においても快適に動作するようなOSに仕上げられているとのこと。
既に上記の2機種など一部の端末においては、「iOS 8」をインストールした際に満足に動作しないケースが多く報告されており、多くのユーザーから不満の声が上がっていました。
どうやらアップルはそうした現状を危惧しており、現在型落ちしたiOSデバイスを利用しているユーザーの将来的な ”アップル製品の買い控え” の危険性を少しでも排除すべく、新たにcore versionのiOS 9の提供を計画しているということのようです。
iOS 8環境下では、パフォーマンスとバッテリーライフの低下が指摘される「iPhone 4s」
残念ながら、現時点では通常のiOS 9と比較してどのような仕様となるのかは判明していませんが、「core(核)」という名称から察するに、iOS 9の根幹部を中心に構成された、”機能制限版” のような形となるものと思われます。
いずれにせよ、iOS 9が正式にお披露目されるはずのWWDC 2015まで残りおよそ2週間。そう遠からぬうちに、すべては明らかにされることになる見込みです。
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