9to5Macは13日(現地時間)、米アップルによって6月下旬にも提供が開始されることが予測される、新たなストリーミング音楽配信サービスの正式名称は「Apple Music」となる可能性が指摘されたと伝えています。
そのほか、今回内部筋からもたらされた情報によると、アップルは契約を締結したアーティストに対して、Apple Music上に専用の特設ページを提供する見込みとのこと。
アーティストはこのページ上で、コンサートや新曲の発売日などに関する情報を提供したり、写真や映像、あるいは視聴サンプルなどの各種コンテンツを公開することに加え、ページを持つアーティスト同士で ”プロモーション活動的な交流” を行うことも可能となる模様です。
そのほか、サービスの利用者はこのページを通じてアーティストにコメントや、Facebookで言うところの「いいね!」を送信できるようになる可能性も指摘されています。
6月上旬のWWDC 2015において発表され、同月下旬より正式ローンチを迎える見込み
また、別の情報筋からの指摘によると、現在アップルとアーティストおよび音楽レーベルとの交渉は難航しており、結果的には6月下旬と噂されるサービスのローンチ時点においては、期待される程に充実したコンテンツがラインナップされない可能性が十分に考えられるとのことです。
「最長3ヶ月間」程度の ”無料お試し期間” が提供されるとも噂されるアップルの音楽配信サービスですが(過去記事)、サービスとしては後発となるため、既存のサービスからいかにユーザーを奪い取り、また全くの新規ユーザーをいかに囲い込めるかが、非常に重要な焦点となります。天下のアップルの挑戦に要注目です。
[9to5Mac via Phone Arena]
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