台湾ASUSは30日(現地時間)、最大10日間のバッテリーライフを実現するという新型スマートウォッチ「VivoWatch」を正式に発表しました。
わずか「123mAh」という小さなバッテリーしか搭載していないにもかかわらず、ライバル達を大きく引き離すバッテリーライフを実現する秘訣は、「Kood」と名付けられたASUS独自開発の省電力性に優れたOSであるとのこと。
心拍数と歩数、消費カロリーや紫外線量の測定に加え、就寝中の心拍数や睡眠時間を測定することで ”睡眠の質” を表示する機能などを搭載しています。また、最大の目玉機能として、「Happines Index」(幸福度指数)なる数値を測定する機能も実装。これは、装着者の運動量や睡眠の質などを参考にして算出される数値となり、”いかに健康的な生活を遅れているか” についての簡易的な指標となります。
しかし一方で、独自OSを実装しているため、サードパーティ製のアプリ類は利用することができません。そのため、どちらかというとスマートウォッチというよりはフィットネストラッカーとしての側面が強いようにも感じます。
以下は、主なスペック。
OS | Kood |
ディスプレイ | 128×128 白黒表示ディスプレイ |
液晶保護 | Corning Gorilla Glass 3 |
バッテリー | 123mAh |
センサー | 3軸加速度センサー 光学式心拍センサー UVセンサー |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 |
その他 | 防水機能(IP67相当) |
本体重量 | 50g |
なお、VivoWatchは「149ドル」(約1万8千円)という価格設定の下、今月中にも台湾市場において販売が開始され、その後、英国、フランス、ドイツの3ヶ国でも発売が計画されているとのこと。日本を含むその他の市場への展開については、残念ながら今回は言及されませんでした。
[ASUS / Phone Arena]
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