韓国LGは19日(現地時間)、最新フラッグシップ端末のバリエーションモデルとなる「LG G4c」と「LG G4 Stylus」を正式に発表しました。
画像は「LG G4c」のもの
LG G4cは、「c」というアルファベットに表されているように「LG G4」のコンパクト(compact)モデルとなります。LG G4に実現される多くの機能や要素を色濃く残しつつ、ディスプレイのサイズを一回り小型化。それに伴い全体的なスペックも、やや控えめなものへと変更されました。
以下は、LG G4cの主なスペック。
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720)IPSディスプレイ(294ppi) |
SoC | 1.2GHz クアッドコア SoC(型番非公開) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2,540mAh(※着脱可能) |
ネットワーク | 4G LTE通信 対応 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 b/g/n NFC |
その他 | microSDカード 対応 A-GPS / GLONASS 搭載 USB 2.0 |
外形寸法 | 139.7(W) × 69.8(D) × 10.2(H) mm |
本体重量 | 136g |
メインカメラの画素数こそ半減したものの、LG G4の大きな特徴でもあった豊富なカメラに関する機能の多くを搭載。また、3G通信モデルは用意されず、4G LTE通信モデルのみが提供されることとなりました。
一番右の2機種と女性が手にしているのが「LG G4 Stylus」
またLG G4 Stylusは、既に韓国および南米市場に提供されている「LG G Stylo」のグローバルモデル。名前が示す通り、専用の「スタイラスペン」を搭載している点を最大の特徴にしていますが、LG G4の名を冠するだけあって兄弟譲りの高機能さを実現しているとのことです。
以下は、主なスペック。
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 5.7インチ HD(1280×720)IPSディスプレイ(258ppi) |
SoC | 3Gモデル:1.4GHz クアッドコア SoC(※詳細非公開) 4Gモデル:1.2GHz クアッドコア SoC(※同上) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB |
メインカメラ | 3Gモデル:800万画素 4Gモデル:1,300万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh(※着脱可能) |
ネットワーク | 3G通信 4G LTE通信 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n NFC |
その他 | microSDカード 対応 A-GPS / GLONASS 搭載 USB 2.0 |
外形寸法 | 154.3(W) × 79.2(D) × 9.6(H) mm |
本体重量 | 163g |
ディスプレイには3兄弟の中で最も大きな「5.7インチ」のものを搭載しているほか、全体的にはミッドレンジ級のスペックに仕上げられています。またこちらは、3G通信モデルと4G LTE通信モデルの2種類が用意されている模様。
なお、LG G4cもLG G4 Stylusも、いくつかの ”戦略的に重要な市場” に対して今後数週間のうちにも出荷が開始されるとのこと。詳細な日程や市場に関しては開示されませんでしたが、まず日本は対象外であるものと思われます。
ついに噂のコンパクト端末が別の兄弟機とともに正式にお披露目されることとなりましたが、端末のみならずスペックもだいぶ ”コンパクト” にされてしまった印象。そもそも5.0インチディスプレイを搭載した端末はコンパクトなのかという疑問も残りますが、もはやこれもスマートフォンの「大型化」が進んだ現状、言っても詮無いことなのかもしれません。
[LG via Phone Arena]
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