こちらは、「ソフトバンク「2015年夏モデル」のラインナップ紹介 ―スマートフォン編」の続きになります。
Surface 3(4G LTE)
今回Y!mobileおよびSoftbankによる取り扱い開始が発表されたこの最新タブレットPCは、米マイクロソフトによって3月末に発表されたばかりの「Surface 3」とほとんど同一の製品。ただ1つ決定的に異なるのは、こちらのモデルは新たに ”4G LTE通信への対応を果たしている” という点にあります。
「10時間」を超えるバッテリーライフを実現させつつも(※ビデオ再生時)、薄さ「8.7mm」に重さ「641g」というスリムなボディに仕上げられているこのSurface 3(4G LTE)は、世界では初めてソフトバンクグループによって取り扱われることになり、国内においては独占販売されることになるとのことです。
以下は、主なスペック。※詳しくは「こちら」をご参照ください。
OS | 個人向けモデル: Windows 8.1 法人向けモデル: Windows 8.1 Pro |
ディスプレイ | 10.8インチ 1920×1280(3:2) ディスプレイ(214ppi) |
SoC | Intel クアッドコア Atom x7-Z8700 (通常時:1.6GHz / ブースト時:2.4GHz) |
RAM | 個人向けモデル: 2 / 4GB 法人向けモデル: 4GB |
ストレージ | 64 / 128 GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 350万画素 |
バッテリー | 最大10時間(ビデオ再生時) |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
ネットワーク | 4G LTE通信対応 |
通信方式(国内) | W-CDMA(900MHz / 2.1GHz) FDD-LTE(900MHz / 1.7GHz / 2.1GHz) |
通信方式(国外) | W-CDMA(850MHz / 900MHz / 1.9GHz / 2.1GHz FDD-LTE(800MHz / 900Mhz / 1.7GHz / 2.1GHz / 2.6GHz) |
ポート類 | USB 3.0 × 1 Mini Display Port × 1 microUSBカードリーダー ヘッドフォンジャック |
その他 | ステレオスピーカー 13W給電機能 (microUSBケーブル経由) GPS / GLONASS |
外形寸法 | 267(W) × 187(D) × 8.7(H) mm |
本体重量 | 641 g |
また、個人向けモデルに限った話ではありますが、「Office Premium Home & Business プラス Office 365」サービスを標準搭載しており、Officeソフトによる文書作成や編集などの作業を行うことが可能に。なお、両モデル共通で、今夏以降の登場が予告されている「Windows 10」への無償アップデートが提供されることが明らかにされています。
機種名 | Surface 3(4G LTE) |
発売日 | 6月19日 |
価格 | 64GBモデル: 81,800円(一括) 128GBモデル: 91,800円(一括) |
先行予約の受け付けは本日20日より開始されるほか、先行予約特典として専用スタイラスペン「Surface ペン」(5.980円相当)がプレゼントされ、また「最大3ヶ月」の間、月額基本使用料(3,696円)が無料になるキャンペーンも購入特典として7月末まで提供されることが発表されました。
対応料金プランは、以下の通り。
- 個人向け:Y!mobileより提供される「月額3,696円」(4年目以降は4,196円)の料金プランを利用。(月間データ通信料:7GB)
- 法人向け:Softbankより提供されるスマ放題「法人タブレットプラン」に対応するほか、「法人データシェア」の利用も可能。
なお、ワイモバイルショップやワイモバイル取扱店、およびワイモバイルオンラインストアに加え、全国の家電量販店での購入が可能となるほか、これまでのSurfaceシリーズと同様に各種専用アクセサリー類も用意されています。
モバイルシアター
モバイルプロジェクターとしては、国内で初めて4G LTE通信に対応。最大「120インチ」相当のサイズの映像を「200ルーメン」の明るさで投影することが可能なほか、「Miracast」による無線接続およびHDMIを介した優先接続に対応。これにより、スマートフォンなどの端末とも接続することを可能にしています。
また「Android 4.4.4」を搭載しているため、スマートフォンやタブレット端末と同様に、モバイルシアター上で各種アプリを利用できるほか、ディスプレイ上の映像や起動しているアプリをそのままスクリーンに投影することも可能に。
さらに、「Softbank 4G LTE」および「Softbank 4G」にも対応しているため、この端末のみでのデータ通信を実現するほか、モバイルWi-Fiルーターとしての利用も可能になりました。また「6,300mAh」の大容量バッテリーを搭載しており、モバイルバッテリーとしても利用できるとのこと。
なお、2015年9月以降の発売が予告されていますが、具体的な日程や販売価格に関しては追って詳細が開示されることになる見込みです。
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