米マイクロソフトは15日(現地時間)、同社独自の検索エンジン「Bing」を利用したWebブラウジングの際に、検索トラフィックが自動的に暗号化されるように今夏より変更されることを発表しました。
Bingには、既にオプション機能として検索エンジンの暗号化は実装されていますが、今後のサービスアップデートによって標準機能として正式に実装されることとなります。
また、今回の発表の中では、この変更の適用以降も、引き続きウェブマスター(Webサイトの管理者)に対してはBingからの検索トラフィック自体は提供されることになるものの、実際に検索に使用されたキーワードなどを含む、”利用者のプライバシーを侵害し得る情報” は提供されなくなることが明言されています。
既に「Google」および「Yahoo」においては、それぞれ2011年と2013年に検索トラフィックの自動暗号化が標準機能として実装されていましたが、個人情報の保護の気運の高まりについに応じたのか、新たにBingもそれに追従することになるようです。
[bing blogs via The Verge]
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