The Vergeは2日(現地時間)、”モジュール組み立て式” のスマートウォッチとして知られる「Blocks」が、今夏よりクラウドファンディングサイト上においてキャンペーンを開始することが発表されたと報じています。
既に今年1月に開催された世界最大規模の家電見本市「CES 2015」において、Blocksの製品コンセプトの解説やモックアップの公開などが行われていましたが、今回、開発元であるBlocks Wearableによって多くの情報が新たに開示されることとなりました。
なおBlocksは、米Googleが年内にも市場に登場させることを予告する「Project Ara」と同様に、”特定の機能に特化した小型モジュールをいくつも組み合わせて、1つのデバイスとして完成させる” タイプのスマートウォッチ。以下は、以前に公開されたBlocksのティザー映像。
また、SoCに米Qualcomm製の「Snapdragon 400」を採用する点では多くのライバル端末と差はありませんが、OSに「Android Wear」などのスマートウォッチ向けOSではなく「Android 5.0 Lollipop」を実装する点で、他と一線を画するデバイスとなります。
そのほか、Blocks Wearableによると、Blocksは今夏中にもクラウドファンディングサイトを通じての販売が開始されるとのことですが、具体的な出荷開始の時期などについては言及されませんでした。しかしながら、CES 2015の場では年内の出荷開始が予告されており、そのタイムスケジュールが大きく変更されていないことを祈るばかりです。
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