米マイクロソフトは15日(現地時間)、「Xbox One」および「Windows 10」搭載PCで使用可能なコントローラーパッド「Xbox Elite Wireless Controller」を発表しました。
Xbox 360の登場以来、世界中のゲーマー達から高い評価を獲得し続けてきたマイクロソフト製のコントローラーですが、今回発表された新型コントローラーはある意味 ”1つの到達点” となり得るポテンシャルを秘めています。
その最大の特徴となるのは、カスタマイズ性の高さ。Elite Wireless Controllerにおいては、ユーザーはハードウェアおよびソフトウェアの両面から自分に合わせたカスタマイズを行うことが可能となりました。
交換パーツから最も自分の感覚に合致する使用感のものを選択可能に
まずハードウェアに関して言えば、搭載される2つのジョイスティックおよび十字キーが着脱・交換可能な構造となっており、ユーザーは同梱されている交換パーツの中から最も自分に適したものを選択することが可能になります。
さらに、コントローラーの背面には新たにLボタンとRボタンの感度を変更できる「調節スイッチ」と4つの「パドルボタン」が追加されました。パドルボタンに用意された専用のステンレス製パーツを装着することで、コントローラーを握ったままそれら4つのボタンを押すことが可能になるようです。
パーツを取り外すことで、4つのボタンを使用しないという選択肢もある
そして、ソフトウェア面について言えば、追加されたパドルボタンを含めたすべてのボタンの配置(マッピング)を、自由に変更することが可能とのこと。
また、専用アプリを利用することで、L/Rボタンの感度やボタン配置を含めたコントローラー設定のプロファイルを最大で「255個」まで作成可能となり、ゲーム毎に最適化したコントローラー設定を即座に呼びだせるようになりました。コントローラー自体には、「2つまで」のプロファイルを設定しておくことが可能になるようです。
なお、Elite Wireless Controllerの価格は149.99ドル(約1万9千円)となっており、10月頃の発売が計画されています。コントローラー単品の価格としては少々強気の設定ともとれますが、このカスタマイズ性の高さとWindows 10搭載PCでも使用できることを踏まえると、まずまず妥当と言えそうです。
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