米Verizonは16日(現地時間)、キャリア独占モデルとなる「Xperia Z4v」を今夏にも発売すると発表しました。
その名称が示す通り、既に国内および海外市場において発表されているソニー製の最新フラッグシップモデル「Xperia Z4」ならびに「Xperia Z3+」の ”Verizon独占モデル” となります。
基本的には上記の2機種と共通のスペックとなりますが、いくつかの点において変更が加えられています。以下は、主なスペックと変更点。
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 5.2インチ WQHD(2560×1440)TRILUMINOSディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit オクタコア Snapdragon 810 |
GPU | Adreon 430 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 2,070万画素 Exmor RSセンサー |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
ネットワーク | 4G LTE通信 対応 |
その他 | microSDカード 対応(最大128GB) ワイヤレス充電機能(Qi) 高速充電機能(Quick Charge 2.0) 防塵防水機能(IP65 / IP68 相当) |
カラーバリエーション | ホワイト / ブラック |
端末の厚さ | 8.6mm |
本体重量 | 160g |
Xperia Z4vの最大の特徴としては、”ソニーとして初” となる「WQHD」解像度のディスプレイを採用している点が挙げられます。これにより、画素密度はXperia史上最高の「564ppi」に達しています。
また、端末の厚さも6.9mmから8.6mmへとやや厚みを増し、端末重量も少々増加し160gに変更されています。これに伴い、バッテリー容量もわずかながらに強化されることとなったほか、新たにQi規格のワイヤレス充電機能が搭載されることとなりました。
なお、今夏中に米国市場限定で発売されることが予告されたものの、具体的な時期や販売価格については明らかにされていません。
しかし気がかりなのは、先日ソニーによって公式に認められたSnapdragon 810の発熱問題の存在です(過去記事)。端末の厚みが増したことにより熱設計に余裕が生まれている可能性や、予め何らかの ”新たな対策” が施されている可能性も考えられなくはありません。
とはいえ、そう簡単に解決されるような問題ならばそもそも発熱問題に苦しめられてはいないことでしょうし、あまり楽観視はしない方が良さそうにも思われます。何はともあれ、続報には要注目です。
[Verizon via Phone Arena]
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