米マイクロソフトは3日(現地時間)、iOS向け「Cortana」アプリのパブリックベータ版の提供を開始することを発表しました。
既に今年8月末には、Android OS向けCortanaアプリのパブリックベータ版もリリースを迎えていましたが(過去記事)、今回ついにiOSプラットフォームにおいてもCortanaが利用可能となりました。
ただし、Android版アプリ同様、Cortanaに実装されるすべての機能が利用可能となる訳ではありません。マイクロソフトによると、iOS向けCortanaアプリは、あくまでもiOSデバイス上で「Windows」関連のアプリや機能を利用する際のサポートを目的に開発されたものとのことです。
「Xbox One」への統合が、「Cortana」のクロスプラットフォーム化に拍車をかける
なお今回、現時点でこのアプリを入手できる可能性があるのは米国および中国在住の一部ユーザーのみに限定されているほか、今後こまめなアップデートを重ねることで、同アプリへの新要素や新機能の追加を行う予定であることも明らかにされました。
「Windows 10」の正式リリース以降、Android OSに続きiOSプラットフォームへの進出を果たし、着実にその生息域を広げつつあるCortanaですが、来年内には「Xbox One」への統合も実現される予定です(過去記事)。
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