SamMobileは23日(現地時間)、GFXBenchベンチマークのデータベース上に、「Exynos 7420」を搭載するBlackBerryの未発表端末の情報が発見されたことを伝えています。
発見されたデータを見る限りでは、この端末のモデルナンバーは「STV100-1」となり、Exynos 7420やWQHD(2560×1440)解像度ディスプレイの採用など、ハイエンド級のスペックを備えた端末として開発されている模様です。
以下は、STV100-1の主なスペック。
OS | Android 5.1.1 Lollipop |
ディスプレイ | 5.1インチ WQHD(2560×1440) |
SoC | Samsung 2.1GHz駆動 64-bit オクタコア Exynos 7420 |
GPU | ARM Mali-T760 MP8 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 約1600万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 |
BlackBerry初のAndroidスマートフォンとして先日発表された「BlackBerry Priv」と比較すると、SoCがより高性能なチップに強化されている上に、フロントカメラの画素数も200万画素から500万画素に向上。その一方で、メインカメラは200万画素ほど画素数が減じているほか、ディスプレイのサイズは5.4インチからわずかに小型化しています。
また上述のスペックは、Exynos 7420を世界で初めて採用した「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」のスペックと酷似しており、今回の発見されたデータは誰かが捏造ないし改ざんしたものである可能性を考慮しておいた方が良いかもしれません。
今回発見された「STV100-1」のデータ
仮に今回のデータが本物であるとするならば、BlackBerry Priv後継モデルとしての登場が噂される「Vienna」のものである可能性も考えられそうです。なお、先日にはViennaのものとされるレンダリング画像がリークされています(過去記事)。
STV100-1の登場時期にもよりますが、あまり登場が遅れると次世代SoC群を採用する製品の中で “周回遅れの端末” という烙印を押されてしまうことになりかねません。年間500万台のスマートフォン販売を達成できなければ事業撤退の可能性も示唆されているだけに(過去記事)、カナダが誇る古豪の動向には注目が集まります。
[SamMobile via Phone Arena]
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