Phone Arenaは25日(現地時間)、GFXBenchベンチマークのデータベース上に、新たに「Tegra X1」を搭載する米NVIDIA製未発表タブレットの情報が発見されたことを伝えています。
画像は「SHIELD Tablet K1」のもの
今回発見されたデータに明記されている「NVIDIA Shield Tablet X1」という名称から察するに、先日バッテリー問題の解消が図られたリフレッシュモデル「NVIDIA SHIELD Tablet K1」(過去記事)の後継モデルとして登場するものと思われます。
以下は、NVIDIA Shiled Tablet X1の主なスペック。
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 8.0インチ WUXGA(1920×1200)ディスプレイ |
SoC | NVIDIA 1.9GHz駆動 64-bit クアッドコア Tegra X1 |
GPU | NVIDIA Tegra X1 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 非搭載 |
フロントカメラ | 非搭載 |
今年1月のCESで発表された最新SoC「Tegra X1」を搭載しているほか、RAM容量は3GBへと増強。一方で、ディスプレイのサイズおよび解像度に加え、ストレージ容量についてはSHIELD Tablet K1から変化は見られません。
またメインおよびフロントカメラは「not supported(非搭載)」とされているものの、スペック表の最下欄には両カメラともに搭載されていることが明記されていることから、このデータが捏造されたものでないとするならば、GFXBench側の表示ミスか何かではないでしょうか。
今回発見された「Shield Tablet X1」のデータ
そのほか、搭載されるTegra X1についても少々不可解な表記が確認されています。本来Tegra X1は「Cortex A57」コアと「Cortex A53」コアを4つずつ採用したオクタコアSoCのはずですが、発見されたデータによると、この端末に搭載されているTegra X1はCortex A57のみで構成されるクアッドコアSoCとのことです。
なお、以前の情報では、Sheild Tablet X1は2015年の年末商戦に合わせて投入される可能性が指摘されていましたが、12月も目前に差し掛かったこのタイミングで発表されていないことを踏まえると、発売は年明け以降へと変更されたか、あるいはそもそも最初からそう予定されていたのかもしれません。
今回発見されたデータが本物であることを祈りつつ、禁じ中の正式発表に期待したいところです。
[GFXBench via Phone Arena]
コメント
※現在は新規コメントを受け付けておりません。