DigiTimesは18日(現地時間)、ソニーがスマートフォン向けアプリケーションプロセッサ(AP)の自社開発を計画している可能性を指摘しています。
今回、DigiTimesが業界筋を通じて入手した情報によると、現在ソニーと韓国LGは米アップルや韓国サムスン、および中国ファーウェイに追随する形でスマートフォン向けSoCの独自開発に取り組んでいるとのことです。
また、両者が独自SoCの開発に注力するのは、独自開発したSoCを既に保有する上述の3社がスマートフォン市場における収益とシェアを伸ばしていることに触発された結果であると、業界筋は指摘しています。
そのほか、台湾のICチップデザイン企業Global Unichipが、最近新たにアジアのスマートフォンメーカーからAPの開発を受注したことも報じられているようですが、あるいはこの “アジアのスマートフォンメーカー” というのがソニーやLGなのでしょうか。
なお、ソニー製独自SoCの詳細なスペックや登場時期については明らかにされませんでしたが、この新チップが米クアルコムや台湾MediaTekといったモバイル半導体メーカーの来年の業績に影響を及ぼす見込みとされていることを踏まえると、2016年のどこかのタイミングで登場することになるのかもしれません。
一方、LG製の新型SoCとしては既に「NUCLUN 2」の存在が知られており(過去記事[1]、[2])、こちらは2016年内に発表される可能性が濃厚です。
[DigiTimes via G for Games]
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