米国の市場調査会社International Data Corporation(IDC)は3日(現地時間)、2019年までのスマートフォン市場の動向に関する新たな予測を公開しました。

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IDCの最新の予測によると、2015年を終えた時点におけるAndroid OSプラットフォームの市場シェアは81.2%に達し、2015年におけるAndroidスマートフォンの総出荷台数は、前年度比およそ9.5%増となる11億6000万台に達する見込みとのことです。

一方でライバルとなるiOSプラットフォームについては、同時点における市場シェアが15.8%となり、iPhoneシリーズの総出荷台数に関しては前年度比17.3%増となる2億2600万台を記録する見込みとされています。

また “第3のOS” の座を死守するWindows Phoneプラットフォームについてですが、2015年内の総出荷台数とされる3130万台は前年度比10.2%減の数字となり、市場シェアもわずかに2.2%を獲得するにとどまるとの予測が明らかにされました。

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そのほか今回、IDCは2019年までにスマートフォン市場がどのような変遷を辿るかに関する予測も発表しています。 まずAndroidプラットフォームは、2015年から2019年までの5年間における年平均成長率において7.7%を記録し、2019年の総出荷台数は15億4000万台にまで増加。市場シェアも82.6%に微増する見込みとのことです。

次に、同時期におけるiOSプラットフォームは年平均成長率が6.5%となり、2019年の総出荷台数も2億6340万台を達成するものの、市場シェアを14.1%にまで落とす可能性が指摘されています。

最後にWindows Phoneプラットフォームに関しては、5年間での年平均成長率は4.5%を保持しつつ、総出荷台数を4360万台にまで増加させるとともに、市場シェアも2015年度比0.1%増となる2.3%を記録することが予測されました。

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先日米国の調査会社が発表した、2015および2019年のタブレット市場のシェア推移を示した円グラフ

なお、これらの数字はすべて現時点での情報に基づいて予測されたものであるため、今後の各企業や各プラットフォームの動向次第で最終的な結果は大きく変動する可能性も十分に考えられます。とはいうものの、今回の予測を見る限り、Android OSとiOSによる市場の独占構造が今後数年間程度で大きく揺らぐことはなさそうです。

[IDC via Phone Arena]