MyDriversは19日(現地時間)、中国ファーウェイがGPUおよびフラッシュメモリの独自開発を計画していると伝えています。
画像は「Huawei P8」
現在、ファーウェイの独自SoC「Kirin」シリーズには英ARM製のGPUとなる「Mali」シリーズが統合されており、同社製端末のストレージには他社製のフラッシュメモリが採用されていますが、MyDriversによると、既に同社はGPUおよびフラッシュメモリの独自開発に乗り出しているとのことです。
フラッシュメモリについてはファーウェイが設計を行うものの、製造に関しては韓国SK hynixや韓国サムスン、米Micron Technologyのような有力企業とのパートナーシップが形成される見込みとされています。
なお、今年5月中旬には同社が独自OSの開発に取り組んでいる可能性も指摘されていますが(過去記事)、それが「CyanogenMod」のように「Android OS」をベースに開発されたカスタムOSとなるのか、「Tizen OS」や「Firefox OS」のようにまったく異なる独自OSとして開発されているのかは判然としません。
残念ながら今回、上述の独自GPUとフラッシュメモリが実際の製品に採用される時期については言及されませんでしたが、ファーウェイがつい先日「Kirin 950」を正式発表したばかりであることを踏まえると、少なくとももう少し先のこととなりそうです。
[MyDrivers via Phone Arena]
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