The Charlotte Observerは27日(現地時間)、近日中にも米国内の一部ATM(現金自動預け払い機)が、NFCを利用したモバイル決済サービス「Apple Pay」および「Android Pay」に対応する見込みと報じています。
The Charlotte Observerによると、米国の大手金融機関Bank of Americaは2月後半にもNFC機能を実装した新型ATMの試験運用を米国内の一部地域において開始し、さらに今夏には運用地域の拡大を実施する見込みとのことです。
利用可能となるモバイル決済サービスの名称については明らかにされていませんが、Apple PayとAndroid Payはその最有力と目されています。
また今回、同じく大手金融機関のWells Fargoも同社の提供するATMでAndroid Payを利用可能にする計画に加え、Android Pay以外に利用可能となるモバイル決済サービスも年内に発表されることが明らかにされました。
なお、ATMでNFCを利用したモバイル決済サービスが利用可能となることにより、クレジットカードや銀行カードを必要とすることなく各種取引を実行できるようになるため、Apple PayやAndroid Payの利便性は大きく向上することとなります。
過去にはChase Bankも カードレスATMに関する計画を発表していますが、現時点までにその詳細はほとんど明らかにされていません。
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