米国の調査会社International Data Corporation(IDC)は27日(現地時間)、2015年度のスマートフォン出荷台数に関する統計データを公開しました。
2015年第4四半期におけるスマートフォン出荷台数の統計データ
公開されたデータによると、2015年におけるスマートフォンの総出荷台数は前年度比10.1%増の14億3290万台を記録したとのことです。
また今回、市場シェアにおける上位5社は上から順に韓国サムスン、米アップル、中国ファーウェイ、中国レノボ、中国Xiaomiが占めていることも明らかにされました。
2015年全体におけるスマートフォン出荷台数の統計データ
そのほか、2015年におけるサムスンの総出荷台数は前年度比でわずか2.1%増にとどまった一方で、アップルは前年度比20.2%増を達成。市場シェアもそれに準じた推移を見せており、2015年派両者の明暗がはっきりと分かれる1年になったと言えます。
なお今回の統計データにより、成長著しい中国勢が健闘を見せつつも、昨年に引き続き上位2社のみで全シェアの40%近くを占めていることが判明しましたが、スマートフォン市場における “2社独走体制” はまだしばらく続くこととなりそうです。
[IDC via Phone Arena]
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