Phone Arenaは29日(現地時間)、台湾HTCの次世代フラッグシップモデル「HTC 10」の先行予約の受付が、ルーマニアのオンラインストア上で早くも開始されたことを伝えています。
32GBモデルは3299.90ルーマニアレウ(約9万4000円)で販売される模様
今回、オンラインストア上に公開されたHTC 10の製品情報により詳細なスペックが判明しました。これまでのリーク情報と照らし合わせてみても概ね合致しているほか、幾つかの新たな事実も明らかにされました。
以下は、新たに判明したHTC 10の主なスペック。
OS | Android 6.0.1 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.15インチ WQHD(2560×1440)AMOLEDディスプレイ |
液晶保護 | Corning Gorilla Glass 4 |
SoC | 2.15GHz駆動 64-bit クアッドコア Snapdragon 820 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 約1200万画素(OIS / レーザーAF / デュアルLEDフラッシュ) |
フロントカメラ | ※画素数不詳(OIS) |
ネットワーク | 2G / 3G / 4G LTE |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac NFC |
バッテリー | ※容量不詳(非着脱式) |
その他 | USB 3.0 Type-Cポート microSDカードスロット(最大200GB) 指紋認証機能 急速充電機能(Quick Charge 3.0) アクティブ型ノイズキャンセル機能 |
直近の情報では、HTC 10にはAMOLEDディスプレイか、「super LCD 5」と呼ばれる新型の液晶ディスプレイのどちらかが採用される(過去記事)可能性が指摘されていましたが、少なくとも今回の情報を見る限りでは前者の指摘が正しかった模様です。
また、噂通り約1200万画素センサーを採用するメインカメラには、光学式手ぶれ補正機構(OIS)とデュアルLEDフラッシュに加え、レーザーAF(オートフォーカス)も実装されています。さらには、フロントカメラへのOIS搭載により、自撮り性能を大幅に向上している模様です。
そのほか、アクティブ駆動型のノイズキャンセリング機能や急速充電機能(Quick Charge 3.0)のほか、USB 3.0規格に準拠した「USB Type-C」ポートなどが搭載されていることも判明しました。
「HTC 10」の最下位モデルには「Snapdragon 652」が搭載される?
なお、HTC 10にはスペックの異なる3種類のバリエーションモデルが用意されていることが指摘されており(過去記事)、その情報と照らし合わせる限りでは、今回予約受注が開始されたのは最上位モデルである可能性が高そうです。
とはいえ、今回の情報はあくまでも正式発表前にフライング公開されたものに過ぎないため、これをそのまま鵜呑みにするのは避けた方が賢明であるのは間違いなく、4月12日の正式発表に期待したいところです。
[QuickMobile via Phone Arena]
コメント
※現在は新規コメントを受け付けておりません。