ETNewsは21日(現地時間)、米アップルと韓国サムスンが、将来のフレキシブル有機ELディスプレイの供給に関する契約を締結し、本年における供給量を決定した模様と報じています。
ETNewsによると、アップルはフレキシブル有機ELディスプレイの供給においてサムスンを第1のパートナーとした一方で、韓国LGや中国Foxconn、ジャパンディスプレイ(JDI)の中から第2のパートナーを選定中であるとのことです。
また、2016年において毎月6万枚のパネルがサムスンから供給されることになる見込みとされていますが、実際に有機ELパネルを採用したiPhoneの登場時期については未だに確かなことはほとんど判明していません。
なお先日には、サムスンとLGが有機ELディスプレイを搭載するiPhoneへの最大のパネル供給元となる可能性が指摘されたほか、JDIが2018年内のスマートフォン向け有機ELパネルの量産開始を計画しているとみられています(過去記事[1]、[2])。
そのほか、今年1月下旬には台湾AU Optronics(AUO)もパートナー候補として名前が挙げられており(過去記事)、アップルの相棒の座を巡る “争奪戦” の決着はまだしばらく先のこととなりそうです。
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