リーク精度に定評のある情報筋として知られているエヴァン・ブラス氏は27日(現地時間)、台湾HTCの製造が噂されている2機種の次世代Nexusスマートフォンについて、それぞれの開発コードネームが判明したと伝えています。
背ビレを水面から出して泳ぐバショウカジキ
ブラス氏によると、HTCと米グーグルが開発を進めている2機種のスマートフォンは、内部的にはそれぞれ「M1」と「S1」と呼称されており、両端末ともに「Android N」がプリインストールされているとのことです。
Android Policeは今回、ブラス氏のリーク情報を受けて、M1およびS1の正式名称が、それぞれ「Marlin(マカジキ)」と「Sailfish(バショウカジキ)」になる可能性を指摘。先月末、ソースコードを表示するためのツールであるAOSP Gerritにおいて、米クアルコムの上級エンジニアが「Marilin」という名称の端末について言及したことなどを根拠に、Android Policeは、M1こそがMarlinであると半ば確信している模様です。
最下段「History」の項目、上から2段目に「Marlin」に関する記述を確認
なお、歴代のNexusスマートフォンにおいては、「Bullhead(カジカ類)」や「Angler(アンコウ)」、「Hammerhead(シュモクザメ)」と「Shamu(シャチの愛称)」など、海洋生物の名称が開発コードネームに採用されており、Android Policeの推測には高い信憑性を感じられるように思われます。
残念ながら、M1とS1がどのような端末として登場するかについては明らかにされませんでしたが、先日発表されたばかりの「HTC 10」を見る限り、その完成度には期待しても良さそうです。
コメント
※現在は新規コメントを受け付けておりません。