Neowinは16日(現地時間)、「Windows 10 Mobile」が、米クアルコムの未発表SoC「Snapdragon 830」を正式にサポートしたことが判明したと伝えています。
米マイクロソフトは今回、同社の提供するソフトウェア開発者向けサポートサービスであるMSDN上に、Windowsハードウェアのシステム要件に関する最新資料を公開しました。
Neowinによると、その資料の中でWindows 10 Mobileがサポートするモバイル半導体の一覧が公開され、そのリストの中に「MSM8998」なる名称の未発表SoCの存在が確認されたとのことです。
過去の情報から、MSM8998は「Snapdragon 830」の型番とみられ、韓国サムスンの「10nm FinFET」プロセスで製造されたオクタコアSoCとして、2017年の早い時期に登場する可能性が指摘されています(過去記事)。
「Snapdragon 820」を搭載する「Elite x3」
MSM8998が本当にSnapdragon 830を指す型番であるかどうかは明らかにされていませんが、少なくとも「Snapdraon 820(MSM8996)」よりも上位に位置するチップがサポートされたことは間違いありません。
なお、現時点では、Snapdragon 820を搭載するWindows 10 Mobile端末は発売されていませんが、今夏中には米HP製の「Elite x3」の販売が開始される予定です(過去記事)。
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