中国OnePlusは14日(現地時間)、最新フラッグシップスマートフォン「OnePlus 3」を発表しました。
コストパフォーマンスの優秀さが高く評価されてきたOnePlusシリーズは、その最新モデルにおいても、総合的なスペックと価格設定の双方において非常に高い水準に達していると言えそうです。
以下は、OnePlus 3の主なスペック。
OS | Oxygen OS(※Android 6.0.1 Marshmallowベース) |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080)Optic AMOLEDディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit クアッドコア Snapdragon 820 |
RAM | 6GB LPDDR4 |
ストレージ | 64GB UFS 2.0 |
メインカメラ | 約1,600万画素 Sony IMX298(OIS / EIS / 像面位相差AF) |
フロントカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
その他 | USB Type-Cポート 急速充電機能(Dash Charge) |
外形寸法 | 152.7(W) × 74.7(D) × 7.35(H) mm |
本体重量 | 158g |
OnePlus 3には、「Optic AMOLEDディスプレイ」と呼ばれる特殊な有機ELディスプレイが採用されていますが、OnePlusによると、独自のガンマ補正機能と2枚の偏光層を実装することにより、直射日光下などにおいても優れた視認性を獲得しているほか、色再現性およびコントラスト比についても秀でているとのことです。
また、メインカメラには、ソニー製の1600万画素イメージセンサー「IMX 298」を搭載。光学式(OIS)と電子式(EIS)の双方を組み合わせたハイブリッドな手振れ補正機構に加え、像面位相差式のAF(オートフォーカス)機能も実装されました。公開されているサンプル画像を見る限りでは、高い実力を秘めているように見受けられます。
さらに、4K(3840×2160)解像度の動画を30fpsで撮影することも可能であるほか、HDR撮影モードをサポート。より高い解像感を実現させるべく、新たなノイズ低減アルゴリズムを採用したとのことです。
なお今回、OnePlus 3には、中国市場向けモデルのほかに、米国市場向けおよび欧州市場向けの2モデルが用意され、後者2モデルについては、それぞれ399ドル(約4万2000円)と399ユーロ(約4万7000円)にて販売されることも明らかにされました。
「Snapdragon 820」や6GBのLPDDR4メモリを筆頭に、フラッグシップモデルを名乗るに相応しいスペックに仕上げられている一方で、今後OnePlusが注力していくであろうVR(ヴァーチャルリアリティ)という観点から見る限りにおいては、フルHD(1920×1080)というパネル解像度は少々心許ないようにも思われます。
とは言うものの、OnePlus 3のコストパフォーマンスに目を向ければ、細かな不満や不安には笑って目を瞑ることができそうです。
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