Phone Arenaは30日(現地時間)、インドの輸出入情報サイトZaubaのデータベース上に、「Snapdragon 821」または「Snapdragon 823」と見られる米クアルコム製の未発表SoCの存在が確認されたことを伝えています。
登録されていたデータには、「MSM8996SG」という型番を与えられた2種類のチップの存在が明記されていました。一方(001-Y6)のCPU動作周波数が2.15GHzであるのに対し、もう一方(001-Y8)は2.35GHzで動作するほか、GPUについては、それぞれ624MHzと653MHzに調整されている模様です。
そのほか、両モデルともにRAMには1866MHz駆動のLPDDR4メモリを搭載するなど、動作周波数以外の基本的な仕様は「Snapdragon 820」と共通となる見通しとされています。
なお、クアルコムから年内の発表が期待されている新型SoCとしては、「Snapdragon 821」および「Snapdragon 823」の2つが知られていますが、おそらくは前述した2種類のチップのうち、前者はSnapdragon 821、後者がSnapdragon 823として登場することになるのかもしれません。
また先日、AnTuTuベンチマークのデータベース上に、両チップのどちらかと見られる未発表チップ(MSM8996pro)を搭載する中国LeECO製の端末の情報が発見されており(過去記事)、少なくともクアルコムが何らかの新型チップの投入を計画していることは間違いなさそうです。
[Zauba via Moto G via Phone Arena]
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