世界的な情報筋のエヴァン・ブラス氏は24日(現地時間)、台湾HTCが製造を担当すると噂されている2機種の新型Nexusスマートフォンのうち「Sailfish」について、新たにbuild.propファイルが流出したことを伝えています。
Google Nexus Sailfish / HTC S1 build.prop file pic.twitter.com/Q8q4EkBDff
— Evan Blass (@evleaks) 2016年7月25日
build.propファイルとは、Android OS搭載端末の「System」フォルダの中に必ず含まれている “設定ファイル” のようなものであり、このファイル内には端末のスペックや各種パラメーターなど、システムの動作に直結する非常に重要な情報が記載されています。
ブラス氏は今回、Sailfishまたは「S1」との名称でも知られている次世代Nexusスマートフォンのbuild.propファイルを入手し、自身のTwitterアカウントを通じて公開しました。
Phone Arenaによると、今回公開されたファイルからは、Sailfishに「MSM8996(Snapdragon 820)」と画素密度420ppiの液晶ディスプレイが搭載されていることを読み解くことができたとのこと。
なお、この420ppiという値は、フルHD(1920×1080)解像度の5.2インチディスプレイが持つ画素密度とほぼ同等となりますが、先日には、5.0インチのフルHDディスプレイが採用される可能性を示唆する情報もリークされています(過去記事)。
一方、兄弟モデルとして存在が知られている「Marlin(M1)」については、WQHD(2560×1440)解像度の5.5インチディスプレイが採用されることになるものの、基本的なスペックについては概ね同等に仕上げられる模様です(過去記事)。
[Twitter via Phone Arena]
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