DigiTimesは18日(現地時間)、米アップルの次々世代SoC「A11」プロセッサに関して、台湾TSMCが独占的に製造を行う権利を勝ち得た模様と報じています。

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既に「iPhone 7」シリーズに搭載される見通しの「A10」プロセッサについても、TSMCが独占的な製造権を獲得しているとも報じられていますが(過去記事[1][2])、DigiTimesによると、A11プロセッサにおいても引き続き同社が独占権を維持し、製造には最新の「10nm FinFET」プロセスが使用される見通しとのことです。

また今回、TSMCの10nm FinFETプロセスが持つ顧客には、米Xilinxや台湾MediaTek、および中国HiSiliconの名前も挙げられました。

なお、今年5月上旬には、TSMCが既にA11プロセッサの設計を完了させつつあり、2017年第1四半期中にもサンプル品の出荷を、第3四半期には本格的な量産を開始する見込みとも報じられています(過去記事)。

仮にすべての情報が事実だとするならば、強力なライバルである韓国サムスンに大きく水をあけることとなりそうですが、上述したTSMCの顧客名簿の中に米クアルコムの名は見当たらず、どうやらサムスンは世界有数の優良顧客を死守することには成功している模様です。

[DigiTimes via Phone Arena]