IT之家は11日(現地時間)、「Moto X (2016)」と見られる未発表端末が、中国強制製品認証(China Compulsory Certification / CCC)の認証を正式に通過したことを伝えています。
CCC上に公開されていた「XT1662」のデータ
CCC制度は、中国国内における国民の安全保障および環境保全を目的に、自動車や電気製品、玩具などの指定された製品群に対し、中国国家標準(GB規格)との適合性を評価する制度となりますが、IT之家が伝えるところによると、今回Moto Xシリーズの次世代モデルと見られる端末が、その認証を正式に通過したとのことです。
なお、新たに通過したモトローラ製端末の型番は、「XT1662」。先々月には、GFXBenchベンチマークのデータベース上にXT1662のスペックが登録されていたことが報じられており(過去記事)、一部スペックが判明しています。
以下は、GFXBench上に公開されていたXT1662の主なスペック。
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 4.6インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | MediaTek 2.1GHz駆動 64-bit オクタコア Helio P10 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 約1,600万画素(LEDフラッシュ) |
フロントカメラ | 約800万画素 |
歴代のMoto Xシリーズはハイエンド以上のスペックを備えていましたが、仮に上記のスペック情報が事実ならば、次世代モデルはミッドレンジモデルとして登場することになります。
既にレノボ(モトローラ)のフラッグシップモデルには「Moto Z」シリーズが鎮座している以上、差別化を図る目的でMoto Xシリーズをややコンパクトで控えめなスペックの端末として生まれ変わらせるというのは、理に適っていると言えるのかもしれません。
また、XT1662は、早ければ来月中にも発表される見込みとのことです。
[IT之家 via Phone Arena]
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