Android Authorityは19日(現地時間)、有志によって実施された「Galaxy Note7」の耐傷試験の結果に対して、米Corning幹部のジェイミン・アミン氏およびジョン・パサンスキー氏から声明が発されたことを伝えています。

90 JerryRigEverything couducted a scraching test of Galaxy Note7

先日、YouTube上に数多くの検証動画を投稿しているJerryRigEverything氏は、Galaxy Note7のディスプレイの耐傷性能を検証するテストを実施。

試験は、モース硬度3から6までのピックを用いてディスプレイ表面をこするという内容でしたが、モース硬度わずか3のピックでディスプレイ表面は削れ始めてしまい、モース硬度5や6のピックでは大きく傷が残り、同氏によって「プラスチックよりはやや硬い程度」と評されるに終わるなど、衝撃的な結果に終わりました。

この試験結果を受けて、Android Authorityが、Galaxy Note7の液晶保護素材に採用されている「Gorilla Glass 5」の開発元であるCorningに確認を取ったところ、アミン氏とパサンスキー氏から回答を得られたとのことです。

まず両氏は、試験中にピックおよびディスプレイに加えられた力が常に一定ではなかったことなどを根拠に、JerryRigEverything氏によって実施された試験の信頼性の低さを指摘。Corning社内で実施された試験においては、機械の使用により常に一定の条件下で耐傷性能の検証が行われており、実際にモース硬度5や6のピックでも表面に傷が付くことはなかったと訴えています。

また、モース硬度3のピックで傷が付いてしまった現象については、ピックの硬度がGorilla Glass 5よりも遥かに柔らかいために、Gorilla Glassの基盤に “material transfer(材料移動)” が起きて「傷が付いたように見えているだけ」であるものの、それと傷とを見分けることは非常に難しいことであるほか、既に同社による試験中にも同様の現象は確認されている模様。

なお、Android Authorityによると、両氏に対して念を押すように確認したところによると、「Gorilla Glass 5は、少なくともGorilla Glass 4と同等の耐傷性能は実現している」との証言を得ることができたとのことです。

[YouTube via Android Authority]