Nikkei Asian Reviewは29日(現地時間)、先日シャープの新社長に就任した戴正呉氏が、米アップルから2017年に発表される予定の次世代iPhoneシリーズに、シャープ製の有機ELディスプレイが採用される可能性を示唆したと報じています。

12-iphone-7

報道によると、戴氏は中国の大同大学の生徒に対して行ったスピーチの中で、「iPhoneはLTPS(低温ポリシリコン)液晶ディスプレイから、有機ELディスプレイへと変更する時が来た」とする旨の発言をしたとのことです。

また同氏は、「実際にアップルが有機ELディスプレイの採用に踏み切るかどうかは不明」としつつも、「仮にアップルが有機ELパネルの採用を始めとした製品プラットフォームの刷新を行わないならば、それは “悲劇” である」など、意味深な言葉も残しています。

さらに戴氏は今回、日本国内のみならず、米国国内においても有機ELパネルを製造する準備があることも示唆しました。

12-new-shrap-president

シャープ新社長の戴正呉氏

現時点では戴氏の発言の真意は不明ですが、戴氏がシャープの親会社であり、iPhoneシリーズ最大の製造企業としても名高い中国Foxconnの幹部でもある以上、今回の発言には否が応にも注目が集まります。

なお、Nikkei Asian Reviewによると、5.5インチモデルである「iPhone 8 Plus」のみ有機ELディスプレイを搭載する見込みとのこと。たしかに近年のiPhoneシリーズは大型モデルの方に優先的に新要素が実装される傾向がありますが、はたして。

[Nikkei Asian Review via 9to5Mac]