DigiTimesは23日(現地時間)、次世代半導体製造プロセス「10nm FinFET」の生産歩留まりが、現時点において台湾TSMCおよび韓国サムスンそれぞれの想定を下回っていると報じています。

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DigiTimesによると、10nm FinFETプロセスの生産歩留まりが想定されていたよりも改善されないため、同プロセスの採用を決定していた製品のロードマップおよび計画に変更が加えられたとのことです。

米アップルの「A10X」プロセッサは、次世代「iPad Pro」シリーズとともに2017年3月に投入される見通しでしたが、今後の状況次第では時期が変更される可能性もあるとされています。

また、消息筋が伝えるところでは、本来「Snapdragon 835」と「Snapdragon 660」を含む次世代SoC製品に10nm FinFETプロセスが採用される予定であったものの、米クアルコムは、Snapdragon 835のみ同プロセスへと切り替えることを決定した模様です。

ここ最近は、10nm FinFETプロセスについて暗い噂をあまり聞きませんでしたが、ここに来て暗雲が立ち込めてきてしまいました。TSMCとサムスンの努力に期待しつつ、続報に要注目です。

[DigiTimes via AppleInsider]