Worketは17日(現地時間)、ノキアの新型フラッグシップスマートフォンのスペックについて、独占情報を入手したと伝えています。
画像は「Aquos Xx3」のもの
Worketによると、新型フラッグシップモデルの名称は「Nokia P1」となり、既に国内ではソフトバンクより発売されている「Aquos Xx3」をベースにした端末として発表されるとのことです。
以下は、今回リークされたNokia P1の主なスペック。
OS | Android 7.0 Nougat |
ディスプレイ | 5.3インチ IGZOディスプレイ(リフレッシュレート:120Hz) |
液晶保護 | Corning Gorilla Glass 5 |
SoC | Qualcomm 64-bit オクタコア Snapdragon 835 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128 / 256GB |
メインカメラ | 約2,260万画素 |
バッテリー | 3,500mAh |
その他 | 指紋認証機能(※超音波式) 急速充電機能 防塵防水機能(IP55 / IP57 相当) |
ディスプレイの解像度については明らかにされませんでしたが、Aquos Xx3をベースに開発されているとするならば、おそらくはフルHD(1920×1080)であると推定されます。
また、メインカメラに搭載されるイメージセンサーもAquos Xx3と同一のようですが、光学レンズには独カール・ツァイス製のものが採用されているそうです。
そのほか、Nokia P1には、セラミック素材製の筐体と256GBのストレージを備える上位モデルと、金属素材およびガラス素材製の筐体と128GBのストレージを備える下位モデルの2機種が用意されている模様。
なお、Nokia P1は、来月下旬より開催されるMWC 2017において発表され、下位モデルは800ドル(約9万2000円)、上位モデルは950ドル(約10万9000円)程度で販売される見込みとのことです。
先日発表されたノキアの新型ミッドレンジスマートフォン「Nokia 6」
仮に、ノキアの新型フラッグシップスマートフォンが既存製品の焼き直しとして登場するならば、何とも面白味に欠ける残念な展開と言えますが、昨年7月にも、Nokia P1がAquos Xx3の台湾市場向けモデルである「Aquos P1」のリブランド品として発表される可能性が報じられています(過去記事)。
しかしながら一方で、ノキアの消息筋として名高いNPUは、即座にその情報を「ガセネタである」として否定(過去記事)。
ノキアは実際には2機種の新型フラッグシップモデルを開発しており、ともに高級感のある金属的な質感と “ノキアらしいデザイン” を兼ね備えた筐体に仕上げられているほか、それぞれ5.2または5.5インチのAMOLEDディスプレイを搭載する見込みと伝えています。
また、カメラについては、グラフェンを採用した新型イメージセンサーが採用される見込みとされていますが、長年に渡るグラフェン研究の成果により、史上最高の高感度性能が実現されているとのこと。
食い違う情報の真偽は定かではなく、いちノキアファンとしては、NPUが伝える情報の方が事実であって欲しいと願うばかりですが、どちらの情報がより真実に肉薄していたかは、近日中にも判明することとなりそうです。
[VK via Phone Arena]
Nokiaらしいデザインじゃなくなってる・・!