9to5Macは21日(現地時間)、台湾KGI証券のアナリストであり、米アップルの消息筋としても名高いミンチー・クオ氏によって、「iPhone 8」に搭載されるカメラに関する新たな情報がもたらされたことを伝えています。
「iPhone 8」のコンセプト画像
クオ氏によると、iPhone 8に搭載されるフロントカメラには赤外線式の深度センサーが追加され、被写体との距離や位置関係など空間認識を行うことが可能になる見込みとのことです。
そして、その処理アルゴリズムの開発には、同社が2013年に買収したイスラエルのPrismSenseが深くかかわっており、この新機能は顔認証および虹彩認証機能、ゲームアプリやARアプリなどにおいて活用されることになるとされています。
また、「iPhone 7 Plus」においては、デュアルカメラシステムにより空間認識を行っていますが、クオ氏は今回、2017年以降のiPhoneシリーズの動きとして、同様の空間認識機能がメインカメラにも実装されるとともに、“デュアルカメラ離れ” の流れが進むとの予測も示しました。
既にiPhone 8については、iPhone史上においても特筆すべき端末になることが有力視されていますが、まだまだ多くの新機能の存在が報じられることとなりそうです。
[9to5Mac]
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