SamMobileは19日(現地時間)、米国の音響機器メーカーHarman Internationalの株主が、昨年11月中旬に発表された韓国サムスンによる買収について最終的な合意に至ったことを伝えています。

この買収により、サムスンからHarman Internationalに対して80億ドル(約9100億円)が支払われることが発表されましたが、Harman International側の株主の一部は、この買収額が同社の実際の価値に対して安すぎることを根拠に、買収に対する反対の動きや同社CEOを起訴する動きを見せていました。

しかしながら今回、SamMobileが伝えるところによると、つい先日、反対していた株主を含め、今回の買収について最終的な合意に至ったとのことです。

また、先日サムスンから発表されたプレスリリースでは、この買収は、いわゆる “コネクテッドカー” と呼ばれる車載システムとIoT(Internet of Things)技術との複合分野への進出の足掛かりとなることが明かされました。

そして、Harman Internationalが展開するJBLやHarman Kardon、AKGといった音響機器関連のブランドもサムスンの傘下に収まることとなり、今後発表されるサムスン製のスマートフォンやディスプレイ、VRデバイスなどにその技術は還元される予定とされています。

なお、買収が正式に完了したのちも、Harman Internationalは、サムスン傘下の独立した企業として経営されていくほか、各国当局の承認が滞りなく得られれば、買収処理は2017年第3四半期中にも完了する見通しとのことです。

[SamMobile]