米クアルコムは20日(現地時間)、同社初のモバイルプラットフォーム「Qualcomm 205 Mobile Platform」を発表しました。
同社は先日、「Snapdragon」シリーズは既にプロセッサではなく、1つのプラットフォームにまで成長したことを強調する声明を発表しましたが、今回発表されたQualcomm 205は、同社として初めて世に送り出すモバイル “プラットフォーム” となります。
以下、Qualcomm 205の主なスペック。
CPU | 1.1GHz駆動 64-bit デュアルコアCPU(※詳細非公開) |
GPU | Adreno 304 |
対応メモリ | LPDDR2 / LPDDR |
対応ストレージ | eMMC 4.5 |
通信モデム | Qualcomm Snapdragon X5 LTE(LTE Cat.4 対応) |
対応カメラ | 最大300万画素(メイン・フロント共通) |
ネットワーク | 2G / 3G / 4G LTE |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n |
製造プロセス | 28nm LP |
製品的な立ち位置としては、2014年に初めて発表された「Snapdragon 200」シリーズの最新モデルとなりますが、全体的な構成としては、通信機能関連の性能に秀でたローエンドSoCといったところでしょうか。
なお、Qualcomm 205 Mobile Platformを搭載する製品は、2017年第2四半期中に市場に登場する予定とのことです。
[PRNewswire via The Verge via Phone Arena]
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