DigiTimesは11日(現地時間)、台湾TSMCが、既に「10nm FinFET」プロセスを用いた「A11」プロセッサの生産を開始している模様と報じています。
DigiTimesによると、TSMCはA11プロセッサの製造工程における課題を解決しており、既に同プロセッサの生産を開始しているとのことです。
一方で、つい数日前には、A11プロセッサの量産が今年7月より開始される見込みとも報じられています(過去記事)。
2つの情報は一見矛盾するようにも思われますが、現時点では小規模な生産しか行われておらず、本格的な量産は7月以降に開始されるとするならば、矛盾は生じません。
なお、A11プロセッサを搭載する「iPhone 8」は、早ければ来月5日より開催されるWWDC 2017にて発表されるとのこと。その場合も、発売は9月以降になる見込みとされており、続報には要注目です。
[DigiTimes via Phone Arena]
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