韓国サムスンは16日(現地時間)、米サンフランシスコにて開催した「Tizen Developer Conference (TDC)」において、「Linux」ベースの汎用OS「Tizen」の最新バージョンとなる「Tizen 4.0」を発表しました。
Tizen 4.0は、歴代バージョンと同様にLinuxをベースとする汎用OSとなりますが、今回新たに発表されたIoT(Internet of Things)向けOS「Tizen RT(Real-Time)」をサポートしており、これまで以上に汎用性の高いOSへと進化しました。
また、サムスンは今回、Tizen OSをIoT市場でも活躍できるOSとして成長させ、同市場のシェアを獲得する計画を明かしており、Tizen 4.0を搭載するIoT製品向けモジュールとして「ARTIK 053」も発表しています。
そして、Tizen 4.0では、新たに「Microsoft .NET Framework」および「Xamarin」のUIフレームワークをサポート。「Microsoft Visual Studio」上で、「C#」によるTizenアプリの開発が可能となりました。
なお今回、Tizen 4.0を採用する初のスマートフォンとして「Tizen 3.0」を搭載する最新スマートフォン「Samsung Z4」も発表されており、既にインド国内にて販売が開始されています。
[ZDNet]
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