The Motley Foolは9日(現地時間)、米アップルの最新タブレット向けSoC「A10X Fusion」が、マルチコア処理性能において、前世代モデル「A9X」プロセッサから顕著な進化を遂げていたことが判明したと伝えています。

Geekbench 4ベンチマークのデータベース上に今回、新たにA10X Fusionプロセッサを搭載した新型iPad Proのデータが確認されました。

発見されたデータによると、シングルコア性能テストで3929点、マルチコア性能テストにおいては9372点を記録したとのこと。

なお、今回比較対象に用いられた旧iPad Pro(9.7インチモデル)の得点は、それぞれ3031点5138点でした。

A10X Fusionプロセッサは、A9Xプロセッサ比で30%の性能向上が公式に謳われていますが(過去記事)、今回の情報を見る限り、たしかにシングルコアの処理性能についてはおよそ公称通りの進化を果たしている模様です。

しかしながら、マルチコア処理性能については明らかに公称を上回っており、少なくとも今回の結果だけに限って言えば、82%以上ものスコア上昇が確認された形となります。

一方で気になるのは、いったい何故アップルは、A10X Fusionプロセッサのマルチコア処理能力の高さを声高に喧伝しなかったのでしょうか。登録されていたデータが、誰かの悪意の下に捏造されたものでないことを祈るばかりです。

[Geenbench via The Motley Fool via BGR]