Varietyは13日(現地時間)、米グーグルの次世代フラッグシップスマートフォンには、独自に設計されたプロセッサが搭載される見込みと伝えています。
Varietyは今回、8年近くにわたり米アップルにて手腕を振るってきたチップ設計者であるマヌ・グラティ氏が、およそ2ヶ月前にグーグルに移籍していたことが判明したことを伝えています。
また、LinkedIn上に公開されている同氏のプロフィールによると、同氏は現在、グーグルにおいて “Lead SOC Architect(主任SoC設計者)” という役職に就いている模様です。
グラティ氏は、アップルにおいて多くのカスタムSoCの開発に携わってきた人物であるほか、判明した役職を加味するに、グーグルは現在、同社初となる独自設計SoCの開発に取り組んでいるものと推察されます。
なお、消息筋がVarietyに明かしたところによると、同社はグラティ氏以外にも、複数名のチップ設計者を招き入れる計画を推進中とのこと。
おそらくは、「Pixel」シリーズの後継機種に採用される形で初めて世に姿を現すものと予想されますが、同氏の移籍時期だけで判断すれば、年内に製品化される可能性は低そうです。
[LinkedIn via Variety via Phone Arena]
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