台湾HTCは26日(現地時間)、スタンドアロン型のVRヘッドセット「Vive Standalone」を、上海で開催中のChina Joy 2017において発表しました。
Vive Standaloneは、米クアルコムとの協業の下に開発されており、プロセッサには「Snapdragon 835」が採用されているほか、「Inside-out」方式の位置検知機能が実装されているとのことです。
ただし、現時点では詳細なスペックや価格、発売日などについては一切明らかにされていません。唯一判明していることと言えば、この新型VRヘッドセットが、中国市場においてのみ発売されるということくらいでしょうか。
なお、米グーグルは今年5月、「Daydream」プラットフォーム対応のスタンドアロン型VRヘッドセットが、中国レノボとHTCの両社から年末までに発売されることを発表しています(過去記事)。
あるいは、今回発表されたVive Standaloneは、この “スタンドアロン型Daydreamヘッドセット” をベースに、Google Playストアに対応していない中国市場向けの最適化を施した製品なのかもしれません。
いずれにせよ、Vive Standaloneの詳細な情報については、後日別の機会に改め発表されると見られており、続報には大いに注目したいところです。
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