米インテルは20日(現地時間)、世界初のUSBドングル型ディープニューラルネットワーク(DNN)処理用アクセラレータ「Movidius Neural Compute Stick」を発売しました。

この小型DNN処理用アクセラレータは、昨年4月に米Movidiusによって発表された「Fathom」を前身としており、昨年9月のインテルによる買収を経て、ついに今回、Movidius Neural Compute Stickとして発売されるに至りました。

この小さな筐体の中には、「Myriad 2 VPU(Vision Processing Unit)」と呼ばれる省電力性に優れるプロセッサが搭載されており、わずか1Wの電力で100GFLOPS以上の演算性能を発揮するとのことです。

また、オープンソースのニューラルネットワークライブラリ「Caffe」をフレームワークとしてサポートしており、ニューラルネットワーク処理をネイティブで実行可能にしています。

そのほか、1台のPCに複数基のMovidius Neural Compute Stickを接続することで、演算性能を向上させることも可能とのこと。

なお、販売価格は、79ドル(約8800円)。その価格設定も助けとなり、ディープラーニングに携わる研究者や企業などは、これまで以上にDNN処理に必要な環境を手軽に構築することが可能となりそうです。

[The Verge]