Fast Companyは12日(現地時間)、「iPhone 8」の背面部には、「VCSEL(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser)」呼ばれる新型3Dレーザーシステムが搭載される見込みと伝えています。

スティーブ・ヘミストーファー氏が制作した「iPhone 8」のレンダリング画像

このシステムは、「モジュールから照射されたレーザーが対象物に跳ね返り、モジュール内のセンサーに再び帰ってくるまでの時間や距離を測定する」という仕組みになります。

Fast Companyによると、このVCSELは、背面部のデュアルカメラに傍らに配置され、より精確かつ高速な深度(対象物との距離)測定とAF(オートフォーカス)とを可能にするとのこと。

また、米アップルは、「iOS 11」でARアプリ開発者向けの最新フレームワーク「ARKit」を導入するなど、既にAR分野への進出を本格的に開始しており、iPhone 8にも、高品位なAR体験を実現するための機構が実装される見通しでしたが、今回の情報は、その予測とも合致します。

ただし、現時点では、VCSELが実際にiPhone 8に採用されるかどうかは確定していない模様。同社は現在、iPhone 8の開発において幾つかの技術的な障壁に苦しめられており、開発の進捗によっては、VCSELの実装が間に合わない可能性もありうるとのことです。

なお、ここ最近、iPhone 8は今年10月以降に発売される可能性が濃厚となりつつありますが、“シリーズ10周年” を飾る製品となるだけに、アップルには、可能な限り妥協のない端末に仕上げていただきたいところです。

[Fast Company via MacRumors via Phone Arena]