USB 3.0 Promoter Groupは25日(現地時間)、「USB 3.2」規格の暫定版仕様を発表しました。
既存の「USB 3.1 Gen.2」規格までは、データ転送に1つの「レーン」と呼ばれる伝送路を利用してきましたが、「USB 3.2」規格において「マルチレーン技術」が実装され、同時に最大2つのレーンを用いてデータ転送を行えるようになりました。
各レーンあたりの伝送速度を5Gbps(=625MB/s)または10Gbps(=1.25GB/s)とすることにより、従来の2倍も高速となる2GB/sを超えるデータ転送を可能にするとされています。
また、USB 3.2規格は、既存のUSB Type-Cケーブルとの互換性を有しているほか、エンコード技術および物理層についても、従来のものを踏襲するとのこと。
なお、今回新たに発表された仕様は “暫定版” であり、最終的な仕様は、今年9月に開催されるUSB Developer Days North Americaにて発表される予定です。
[Business Wire via GSMArena]
速度向上もいいが、もう少しケーブル細くなってくれると助かる。