The Investorは22日(現地時間)、中国を拠点にするAI(人工知能)関連の技術研究を行う新興企業DeePhi Techに対して、韓国サムスンが積極的な投資を行っている模様と報じています。
DeePhi Techは、ディープラーニング(深層学習)技術の開発を行う企業として、2016年に中国国内で創立されたばかりの新興企業ですが、既に台湾MediaTek、米Amazon Web Servicesおよび米Xilinxなどを顧客に抱えています。
The Investorによると、DeePhi Techの保有するAI処理専用チップセットとニューラルネットワークの処理技術にサムスンは強い関心を抱いており、今回の投資に踏み切ったとのことです。
サムスンは先日、次世代バーチャルアシスタント「Bixby 2.0」や、新たなIoTプラットフォーム「SmartThings Cloud」を発表するなど(過去記事[1]、[2])、AI分野への注力を強めています。
また、米アップルや中国ファーウェイなどは、最新の自社製SoCにAI処理に特化したプロセッサを統合しており、おそらくはサムスンもその流れに追従することが予想されており、早ければ次世代Exynosシリーズに、AI処理専用プロセッサが搭載されることとなりそうです。
[The Investor via Phone Arena]
Mate 10にもAIプロセッサ載ったけど、ただ速いっていうよりもこれでなければできない!っていうのに欠けるんだよなぁ。