韓国サムスンは22日(現地時間)、同社製のVRヘッドセット「Gear VR」の次世代モデルに、新たにインサイドアウト方式の位置トラッキングシステムを採用する予定であることを明らかにしました。

現行Gear VRが実現する3DoFという自由度においては、頭の動きだけがVR空間内での動きに反映されることとなりますが、新たにインサイドアウト方式の位置トラッキングシステムが採用されれば、自身の体の動きがそのままVR空間での動きに反映されることとなるほか、その動ける範囲についても制約はより少なくなります(6DoF)。

また、UI(ユーザーインターフェース)などはより直観的な操作を可能にするデザインへと刷新されるほか、一般的に ”VR酔い” と呼ばれる乗り物酔いに似た症状がより発生しにくくする改善も施されるとのことです。

なお、インサイドアウト方式のトラッキングシステムを採用しているVRヘッドセットやMR(複合現実)ヘッドセットの数は、近年増加しつつありますが、Gear VRのようにスマートフォンを装着して使用するタイプの製品には、ほとんど採用されていないように思われます。

この新型Gear VRがいつ頃登場することになるかは不明ですが、一先ずは「Galaxy S9」シリーズの発売に合わせて市場に投入される可能性に期待したいところです。

[SDC 2017 via GSMArena]